平成25年6月12日(平成25年第2回定例会第3日)
【学校における危機管理体制について】
◆(久保田英賢) 5番目は、「学校における危機管理体制」についてお伺いいたします。
平成24年5月24日に発生した傷害事件において、19の小中学校がどのような対応をとられたか、また、今回のような傷害事件などの危機管理に関するマニュアルなどはどのようになっているのかお伺いいたします。
◎教育長(瀬戸清規)5番目の「学校における危機管理体制」についてでございます。
5月24日に、市内国分北で起きた傷害事件当日の市内小中学校の対応についてお答えをいたします。
小学校13校については、児童を集団下校させた学校が7校、学校に児童をとめおき、保護者が引き取りに来た学校が6校です。中学校6校については、生徒を集団下校させた学校が4校、生徒を複数で下校させた学校が2校でございます。
次に、危機管理のマニュアルについてでございます。学校安全管理マニュアルのサンプルを作成し、平成12年度に各校に配付いたしました。その後は、サンプルをもとに、各校の実情に応じて、学校ごとのマニュアルを作成しております。子どもたちの危機管理に対してでございますが、学校及び警察との連携を図り、状況に応じて市全体で統一的な体制をとるか判断していきたいと考えております。
以上でございます。
◆(久保田英賢)最後になります。危機管理体制ですが、今回、事件があった日は、下校の仕方が小学校でまちまちだったのですね。今回のように事件とした場合は、統一するべきだと私は思うのですけれども、その辺の実際の状況を教えてください。
◎教育長(瀬戸清規) 今回の事件における対応でございますが、先ほど答弁したとおりでございます。事件発生現場周辺の学校におきましては保護者の引き取り、子どもたちをとめ置きして、確実に保護者に引き渡す。距離の離れた学校については集団下校させたということで、私は、適切な対応をとったというふうに考えております。
◆(久保田英賢) でも、犯人は結局、青森まで行っていたわけですよね。市内の中で安全な場所と安全ではない場所というのは、私はないと思います。やっぱりどこに犯人が潜んでいる可能性があるかわかりません。その辺は市として統一した対応をぜひとっていっていただきたいと思いますし、マニュアルがあるそうなので、しっかりとマニュアルの見直しを含めて、対応をしていっていただきたいということを要望して、終わります。ちょっと長時間になってしまい、初めての経験だったのですが、(時間切れのブザーが鳴る)今後よく精査して臨みたいと思います。ありがとうございました。