平成29年3月15日【上今泉地区の公園など公共施設の整備】

2017-03-15

平成29年3月第1回定例会 29.03.15

「上今泉地区の公園など公共施設の整備」

◆久保田英賢 議員 
  3点目の質問は「上今泉地区の公園など公共施設の整備」についてです。
 海老名駅周辺地区のまちづくりにより、にぎわいのあるまちづくりが進み、税源の涵養という目的に対しても確実に効果があらわれていることに対し、私自身も高く評価しております。魅力あるまちの評価もいただいている中、住宅の需要も高まり、駅周辺のマンション建設だけではなく、市内各地で戸建て建設も進んでおります。まさに市が目指す住みたいまちの形があらわれてきているのではないでしょうか。聞くところによると、西口のマンション建設により約1600戸の供給が予測されていると言われております。
 このように居住者がふえ、特に子育て世帯が増加しているという実態がある中で、今後公共施設の中でも公園などの施設に課題が出てくるように思われます。例えば居住者により身近な街区公園について、私の地元でもある上今泉を例として見ると、上星小学校や秋葉山といった高台から東の上今泉五丁目には比較的多く配置されていますが、西に位置する上今泉二丁目及び三丁目には一つもないという状況です。数字的に見ると、五丁目では人口2600人に対し街区公園4カ所で合計面積8300平米ありますが、二丁目、三丁目の合算人口3700人に対しては街区公園は1カ所もない状況です。このような状況が上今泉地区だけではないことは承知しておりますが、この上今泉地区は西口からも近く、前段で申し上げたように戸建て開発が至るところで進んでおります。今後、居住人口も増加をしてまいります。27年度の市政アンケートでも、公園整備に関しては、若干の課題があるように思います。公園は、住みたいと思った人が住み続けたいと思う要素の大きな要因だと考えます。住民が日常的に利用でき、そして災害時にも役立つ公園の整備ができないかと思うところであります。
 市の都市公園条例では、市全体の都市公園住民1人当たり敷地面積目標は7平米以上とし、市街地の都市公園住民1人当たり敷地面積目標は4平米以上とすると目標が規定されています。そこで、現在の公園整備状況がどのようになっているか、伺います。
 以上、内野市長の明快なるご答弁をお願い申し上げ、この場からの質問といたします。

○議長 森下賢人 議員
 市長の答弁を求めます。 
     
◎市長 内野優
久保田英賢議員のご質問にお答えいたします。
  3番目の「上今泉地区の公園など公共施設の整備」につきましては、私も承知しています。しかしながら、公園については市全体の問題であります。小さな公園やそういったところについては、統廃合を図ってでかくしたいと思っていろいろ話をしますと、また反対が起きます。そういった面では、公園のあり方自体が少子・高齢化に向かって、昔あった公園がもう使われていない状態とか、いろいろありますので、そういった面を含めながら、公園の整備に向けてやってまいりたいと思います。
 3番目の詳細はまちづくり部次長から答弁いたします。
 以上でございます。

○議長 森下賢人 議員
 3番目の詳細についてまちづくり部次長。

◎まちづくり部次長 平本和彦
 ご質問のとおり、海老名市都市公園条例第1条の2では、市域全体の公園の目標値を規定しております。海老名市民1人当たりの都市公園面積は、市街地において県立三川公園を含めた面積で1人当たり4.67平米となっており、条例の目標値を超えておるところでございます。しかしながら、市域全体の数値につきましては目標値を下回っているというのが実態でございます。上今泉地区の現状といたしましては、上今泉地区全体で1人当たりの公園面積は4.3平米となっており、市域全体と比較して決して大きい面積ではないといったのが実情でございます。さらに、議員からご指摘のとおり、上今泉二丁目、三丁目地区には都市公園はございません。上今泉地区でもっとも多くの都市公園が設置されているのが上今泉五丁目地区で、4カ所ございます。この上今泉五丁目地区につきましては、過去に行われた土地区画整理事業などによって公園などの施設が整備された背景がございます。現在の上今泉地区の市街化区域内においては、宅地開発などにより市街地形成がされており、今後大規模な開発などが行われる可能性は低く、また、公園などの大きな面積を必要とする公共施設の設置に適した場所もないといったのが実態でございます。
 以上でございます。

◆ 久保田英賢 議員
 ありがとうございます。それでは、「上今泉地区の公園など公共施設の整備」に関してお伺いしたいと思います。
 今、まちづくり部次長のご答弁があったとおり、民間の開発で公園の提供をするということが開発指導要綱で定められておりますけれども、まさしく大規模な開発で大きな公園ができる、提供してもらうということは、まず上今泉の平らな土地では考えられないというふうに思うのですね。そうなると、民間の所有の土地であるとか、もしくは国、県が所有している土地という適地があれば、そういうところに整備をしていっていただきたいというふうに思っております。具体的に2つ候補地があると今思っています。1つは、上今泉三丁目に財務省が管理している約1800平米の土地があります。県道に面していて、公園用地としては非常に適地な場所だろうというふうに思いますし、もう1つは、その付近に住宅に囲まれた市街化調整区域があります。市街化調整区域で公園整備をしていくというような考え方も持てるのではないかなというふうに思いますが、市長の見解を伺いたいと思います。

◎市長 内野優
 基本的には、今言われた財務省が持っている土地については、昔、地権者の相続が始まって、その部分で市がお話をしたことがあります。これは地域の要望から出た話で。しかしながら、折り合いはつきませんでした。そのうちに物納を財務省のほうにされました。間口がすごく狭いということが1つあります。それから、周りが住居地域で、住宅が建っております。周りの住宅の人は、マンションを建てられると困るという話がありますけれども、残されている市街化区域というのはあそこしかないわけでありますから、当然人口減少という形の中では、宅地化が進むことによって人口がふえていくだろうというふうに思っています。そういった中では、それに投資をするより、今言われた調整区域のほうに借りたほうが投資というか、基本的な値段は安く済みます。何分の1かになりますから。金額からするとそちらが有効的です。しかしながら、調整区域をうちが借り上げて公園にするということは、その地域をどう考えるかという問題があります。それは私も、今、久保田議員がおっしゃっている、ちょうど座間境からの話だと思いますけれども、あそこについて、なぜあのまま調整区域なのか不思議でなりません。いろいろな関係で区画整理をやってまいりましたけれども、上今泉地区では、大型の上今泉五丁目が行われました。あるいは星谷も行われました。そういった部分では、あそこは農地として残しておきたいという地権者の意向が多かったのではないかなというふうに思っています。その辺につきましては、今後、その部分では、いろいろな地域をどう考えるかによって、公園化というか、広場的なものとして考えるということはあり得るのではないかというふうに思っています。
 以上であります。

◆ 久保田英賢 議員
 今、市街化調整区域であるところが市の持っている都市マスタープランでの位置づけ、これが位置づけられていると思うのですけれども、これはまちづくり部次長に伺いたいと思いますが、その位置づけというのはどういう位置づけになっていますか。

◎まちづくり部次長 平本和彦
 海老名市が定めております都市マスタープランの中では、ただいまご質問いただいた土地は、市街化調整区域であると同時に、土地利用検討地といった位置づけで定めているところでございます。
 以上でございます。

◆ 久保田英賢 議員
 土地利用検討地ということは、マスタープラン上に定められているその土地を、今後検討していくという土地だというふうに思っています。市街化のところを買うのも1つの方法かもしれないけれども、その土地利用検討地をしっかりと考えていくという部分があると思います。ただ、その土地利用検討地を考えていくというと、多分先が長い話になっていくのではないかなということを非常に懸念するわけでありますが、例えば全体の整備ではなくて、一部を整備して、広場とか、公園とか、そういうようなことの可能性というのがあるのかどうか、お伺いしたいと思います。

◎まちづくり部次長 平本和彦
 現在の土地利用検討地、市街化調整地域の一部を先行的にそういった公園等の公共施設を整備するということは、決して不可能なことではないかと思います。ただ、いずれにしましても、公園といいましても、いろいろな種別がございます。調整区域には調整区域なりの公園というような位置づけはあるかと思いますので、まずその地域にとってどういった種別の公園が必要なのか、多面的に検討する必要があるのかなというふうに思っています。まず大事なのは地域のオーソライズ、それから、対象となる権利者からのご理解、ご協力も重要なポイントになるのではないかというふうに考えております。
 以上でございます。

◆ 久保田英賢 議員
 ありがとうございます。まさに二丁目、三丁目、公園がない、大規模な災害が起きたときの避難所もない、上に上がっていくのか、下に下っていくのかというような状況の中では、平面の場所に早急にそういう場所を確保していくということは非常に重要なことだというふうに思いますし、その適地が今2つあるというところの中では、いろいろな事情があることは私も理解はできますが、例えば先ほど市長もおっしゃっていたように、その土地利用検討地の周りはまさに住宅地です。その住宅地をそのままにしておくということも今後どうなのかなというふうにも思いますし、ただ、これからの開発とか、そういう話になると、7回の線引きが終わったばかりの中で、8回の線引きというのがあるのかないのかもわかりませんし、今後、先の長い話になってしまうというところの中では、改めてもう1回お伺いしたいと思いますが、そのエリアに関して全面の整備ということではなくて、もちろん地元の合意形成も必要ですけれども、この地域に公園が不足しているという問題に関して解決していくためには、部分的な活用を前向きに考えていっていただけないかどうか、改めて市長にお伺いします。

◎市長 内野優
この地域、お話を聞いて調べさせましたら、地権者が全体的には90名ほどいらっしゃるのですね。90名の中で市内の方が3分の1しかいない、市外が3分の2になります。そういった部分で合意形成というのは、そこら辺がどうなるかという問題がありますから、私は今後、見ると、上今泉地区と座間地区の境ですから、これからの開発の要件と土地の活用とすれば、すばらしい土地だと私は思っています。県道も入っていますし、バスも通っていますし、コミバスも通っています。そういった部分で考えていくと、上星小学校もありますから、基本的に学区の問題がありますけれども、いろいろな関係でいけば、これだけ平らな土地というのは珍しいなと思っています。そういった部分では、今後十分、検討に値するだろうと思いますので、時間をいただきたいというふうに思います。
 以上であります。

◆ 久保田英賢 議員
 ありがとうございます。山坂厳しい中で平らな土地というのはあの地域には必要だというふうに思っています。国有地もありますし、今言った検討地もありますので、できるだけ早急にご判断をいただいて、検討を進めていっていただくようお願いして、この質問は終わりたいと思います。