平成27年12月15日【ぬくもり号の今後の活用】

2015-12-15

平成27年12月第4回定例会 271215

『ぬくもり号の今後の活用』

◆ 久保田英賢 議員
1番目は「ぬくもり号の今後の活用」についてです。
この事業は社会福祉協議会が行っている事業でありますが、高齢者や障がい者の外出支援策として当初から市も補助を行っている事業であり、市民の皆さんから大変喜ばれている事業だと思います。平成21年7月から1ルートの試験運行が始まり、現在4ルート運行されていると思います。
 ここでお伺いいたしますが、4ルートの現在の状況についてお伺いをいたします。

○ 議長(森下賢人 議員) 市長の答弁を求めます。

◎ 市長(内野優) 
久保田英賢議員のご質問にお答えいたします。
1番目の「ぬくもり号の今後の活用」についてでございます。
高齢者や障がい者がみずから進んで外出し、社会参加していただくことは、疾病や介護予防、または孤立の防止などにもつながることから、大変意義のあることと認識をしております。社会福祉協議会が高齢者や障がい者の外出支援や社会参加の機会の創出を目的に実施するぬくもり号事業は、現在4ルート運行しております。市といたしましても積極的に支援を行っているところでございます。この活用につきましては社会福祉協議会と今後も検討を進めてまいりたいというふうに思っております。
 何といっても、健康な高齢者、元気な高齢者が必要であります。そういった面では、包括ケアのさつき町でモデル地域をつくりました。買い物に行きたい、外出したい、そういった部分が出ておりますので、そういった部分をコミュニティバスと並行しながら、コミュニティバスが走っていないところについてぬくもり号を今までやっております。そういった面では、全市的な検討が必要な時代になってきたなというふうに思っているところでございます。
詳細につきましては伊藤保健福祉部次長から、答弁いたします。

◎ 保健福祉部次長(伊藤幸夫) 
1番目の「ぬくもり号の今後の活用」についての詳細についてでございます。
平成27年11月までの運行状況でございますが、延べ2万274名、1日平均約102名の方のご利用がございました。下今泉ルートにつきましては平成22年7月に本格運行を開始してございます。平成27年度の利用実績につきましては、月平均652人、1日平均約26人の方のご利用がございました。上今泉ルートにつきましては平成26年7月に試験運行を開始しており、平成27年度の利用実績につきましては、月平均363人、1日平均約27人の方のご利用がございました。平成27年5月には運行日を週4日に追加するとともに、地域要望による新たな乗降場所の設置や車両の入れかえによる乗車定員の増等を行ったところでございます。今後につきましては、利用者が増加傾向を示していることから、本格運行も視野に入れながら検証を行ってまいりたいと考えてございます。
 次に、門沢橋ルート及び本郷ルートにつきましては、平成27年5月より南部循環ルートを門沢橋ルート及び本郷ルートに分割するとともに、地元要望による新たな乗降場所の設置により利便性の向上を図ってきたところでございます。門沢橋ルートの平成27年度の利用実績につきましては、月平均1236人、1日平均約50人の方のご利用がございました。本郷ルートの平成27年度の利用実績につきましては、月平均284人、1日平均約11人の方のご利用でございました。
 今後のぬくもり号の運行につきましては、海老名市在宅医療介護連携協議会が実施したアンケートにおいても、買い物が大変というご意見もございました。対象地域における状況や地理的要件などの検証も重ねながら、社会福祉協議会と今後も検討してまいりたい、このように考えてございます。
以上でございます。

◆ 久保田英賢 議員 
それでは、順次再質問をさせていただきたいと思います。
まず、「ぬくもり号の今後の活用」についてです。
先ほどご答弁でいろいろと実績等お伺いをさせていただきました。先ほどもお話ししたとおり、この事業自体は社会福祉協議会の事業ということで、市はこれまでこの補助に関しては、事業に対する2分の1の補助であったというふうに思いますが、今年度から10分の5補助から10分の10に変わって、全額補助をするような形に変わられました。これは非常にありがたいなというところもあるのですが、この経緯に関してお伺いしたいと思います。

◎ 保健福祉部次長(伊藤幸夫) 
社会福祉協議会に対しますぬくもり号の運行事業が10分の10になったと、その経緯についてでございます。
社会福祉協議会の補助事業につきましては、海老名市社会福祉協議会補助金交付要綱に定める事業に対しての補助金の交付というものを行ってございます。ぬくもり号につきましては、高齢者や障がい者の自立生活支援の助長のために気軽にできる無償の外出支援策、このように考えてございます。このため、総合計画におきましても、ぬくもり号への運行に対しては支援を行うというふうな位置づけをしてございます。そして、この運行自体、それなりの経費がかかるわけでございますけれども、将来的にわたって安定して事業を継続していく、あるいは地域のニーズを取り入れ反映をしながら、より一層の充実を図っていく、このような観点が必要だろうというふうに考えてございまして、そのような観点から、車両導入の経費も含めまして、運行事業そのものに対して10分の10の拡充が必要であろう、このように判断をさせていただいた上で、本年の4月1日付で社会福祉協議会補助金交付要綱の改正をいたしました。今後ともぬくもり号の事業に対しては、その効果を見ながら適正な補助を続けてまいりたい、このように考えてございます。
 以上でございます。

◆ 久保田英賢 議員 
ありがとうございました。ぬくもり号は今4つのルートが走っていて、そのうち3つのルートに関してはまだ試験運行だということで伺っておりますが、この試験運行に関しての3つの現状の実績というか、評価がもしあればお伺いしたいと思います。

◎ 保健福祉部次長(伊藤幸夫) 
各ルートの評価というようなことでございます。まず上今泉ルートにつきましては、地域の方々からも非常にご好評いただいております。そして、利用率等も先ほど申し上げたとおりの状況でございます。基本的にはここが今試験運行というふうな形になってございます。そもそも試験運行という言い方、あるいは本格実施という言い方、そのもの自体がこの事業に対しての正確な言い方かどうか、ちょっと正確にはわかりませんけれども、あえて定義づけるとしますと、試験運行の場合はこれからも大きく見直すことがあるだろう、本格運行はおおむね変わらない状態でこのまま続けていけるだろう。そんなふうに考えてございますけれども、上今泉ルートにつきましてはまだ試験運行という状況で、場合によってはルート等も多少の入れかえ、あるいは乗降場所の入れかえ、そのようなこともあろうか、このように考えてございます。
 下今泉ルートは今現在本格運行ということで運行させていただいてございます。こちらにつきましてもそれなりの場所で乗降場所をとりながら、円滑な運行を続けているというところでございます。
門沢橋、本郷ルートでございます。もともとは、先ほどもちょっと申し上げましたように、循環ルートというふうな形をとってございましたけれども、交通状態の状況であるとか、それから利用状況に応じて分割したほうがよりよろしかろうということをもちまして、本郷ルートについては車両1台で、門沢橋ルートについては車両2台でというような形で運行を現在しております。いずれも好評ということについては同じですけれども、本郷ルートは若干利用者数が少ないのかなというふうに思ってございます。
 以上でございます。

◆ 久保田英賢 議員  
ありがとうございます。上今泉ルートは、私、地元で、要望させてもらって、試験運行が今実現をして、延長もしていただいております。試験運行という名前は、市民の皆さんからとってみると、試験だから、もしかするとなくなってしまうのではないかといって、はらはらされている方々もいて、一生懸命乗っていただいていたりなんていうこともあるのですけれども、声を聞きますと、買い物に行く、もしくは駅までに行くというところで、非常に山坂厳しい上今泉の部分で言いますと、地域の中では本当に助かっている。特に夏場の暑い時期なんていうのは本当に助かっているなんていう声をよくよく聞いております。ぬくもり号は全市的にすごく要望は多いと思うのです。いろいろとコミュニティバスとの問題、または公共機関との問題、いろいろな整理が必要だと思うのですが、今後のぬくもり号の活用に関してお考えあればお伺いしたいと思います。

◎保健福祉部次長(伊藤幸夫) 
今後の活用ということで今お話がございました。上今泉ルートにつきましては、先ほどお答えいたしましたとおり、大変好評ということはあるのですけれども、一部の方々からは、正直申し上げると、海老名駅西口への延伸であるとか、あるいは今、週4日の運行だというふうに思いますけれども、それをもうちょっと拡大していただけないかというふうなご要望もいただいてございます。事業全体として運営を勘案いたしながら、今後も社会福祉協議会ともその見直しについての協議を続けてまいりたい、このように考えてございます。
 以上でございます。

◆ 久保田英賢 議員 
ありがとうございます。いろいろなところでいろいろと要望が上がっておりますが、私も地元の上今泉ルートの部分においては、ぜひとも今の本数をもう少し充実させていってほしいということと、あとは試験運行が3ルートにおいて、随分長い試験運行になっているというふうに思います。これは市長にちょっとお伺いしたいと思うのですが、今後の試験運行のルートについてお考えあればお伺いしたいと思います。

◎ 市長(内野優) 
この事業はコミュニティバスと違って許認可事業ではありません。それでは柔軟に対応できます。その辺では、先ほど保健福祉部次長が言ったとおり、試験運行と本格運行はどこが違うのか、さまざまありますけれども、ある程度利用が少ないところは、1日の本数を少なくするとか、あるいは1週間のスパンで考えるとか、さまざまやりようがあろうというふうに思っています。そういった部分では、利用が高いところについてはそのまま定着をさせていく。そういったことが本格運行という形になろうというふうに思っています。しかしながら、私どもそれぞれの地域で高齢者の外出支援は必要になっております。東柏ケ谷もそういった部分が入っておりますから、広域的というか、いろいろな面で考えていく。しかしながら、コミュニティバスは有料で、ぬくもり号は無料でありますので、料金を取れません。しかしながら、寄附でやっております。だから、最低でも1回乗ったら100円程度と思っているですけれども、100円ちょっと届かないところとか半分ぐらいのところがありますから、そういったものも意識の中で、両者の意識の向上も図っていきたいというふうに思っていますので、その辺については、上今泉ルートについてはある程度定着をさせていきたいというふうに思っています。
 以上でございます。

◆ (久保田英賢 議員) 
ありがとうございます。上今泉ルートの定着ということで、ぜひお願いをしたいと思いますし、高齢化が進む中で、いろいろな地域で、市内は駅が全部で7つあるといいながらも、その交通網の課題としては、高齢者の交通網の課題、また障がい者の交通網の課題としては、非常に役立つものだというふうに思っておりますので、料金体系等も含めて、また許認可がないというところを含めて、柔軟にご対応をいただき、考えていっていただければというふうに思いますので、お願いをいたします。この点に関してはこれで終わりにさせていただきます。