平成25年9月18日【アレルギー給食の取り組みについて】

2013-09-18

平成25年9月18日(平成25年第3回定例会第3日)
【アレルギー給食の取り組みについて】

◆(久保田英賢) 3番目は「アレルギー給食の取り組み」についてです。
 6月定例会の一般質問で公明党の日吉弘子議員が「食物アレルギー対策」について質問されました。私はその関連で、重層的に再度質問をいたします。
 1点目は、学校給食におけるアレルギー給食の対応の現状及び前回要望された食物アレルギー対応マニュアルの進捗についてお伺いいたします。
 2点目は、海老名市では6月より、食の創造館において幼稚園給食を試行的に開始し、食物アレルギー、卵、牛乳対応もする方針を出されましたが、小学校給食で食物アレルギー対応ができない問題点はどこにあるのか、そして今後の対応をどう考えているのか、お伺いします。

◎教育長職務代理者(仲戸川元和) 次に、3番目の「アレルギー給食の取り組み」についてでございます。
 最初に、学校給食のアレルギー対応の現状でございます。教育委員会では、食物アレルギーを持つ児童の保護者自身が給食の食材をチェックできるように、卵や乳製品の特定原材料を初め、13種のアレルギー原材料品目について、一目でわかるようなアレルギー別献立表を作成し、児童に対しアレルゲンの除去の指示や弁当持参の判断ができるようにしております。2学期からは、アレルギーを持つ児童に対する適切な対応と事故防止のため、食物アレルギー対応の手引きの運用を開始いたしました。保護者から学校へ食物アレルギー確認表を提出していただき、教室での配膳時に担任が確認をするようにいたしました。さらに、献立作成の段階から、食物アレルギーの原因となる小麦粉や乳製品などの使用を極力控えるなどの工夫をしております。また、調理場を校内に備えた東柏ケ谷小学校では、食物アレルギーの原因となる食材を除いた除去食の提供を行っております。
 次に、食の創造館において対応できない問題点と今後の対応についてでございます。食物アレルギーを持ち、除去食や代替食の対応が必要な児童数やその実態について、医師の診断による正確な情報を把握する必要があるため、今年度中に食物アレルギーの実態調査を実施いたします。この実態調査をもとに、食物アレルギー対応が必要な児童の保護者と面談を行い、食物アレルギー対応食の提供が必要な児童数と医師の指示による食物除去の正確な情報を把握します。その上で、食の創造館におけるアレルギー対応食の提供については、対応が可能な食物アレルギーの原因となる食材の除去や代替食対応が可能な食材を検討し、学校内での受け渡し確認や配膳の体制など、学校との調整ができ次第、平成26年度の早い時期に実施したいと考えております。
 以上でございます。

◆(久保田英賢)続きまして「アレルギー給食の取り組み」についてであります。
 1点目の再質問としては、アレルギー給食の対応は今いろいろと考えられています。ちょっと伺いたいのですけれども、宿泊を伴う修学旅行とか、もしくはキャンプ、調理実習、遠足なんかもあると思うのですけれども、そんな対応は今どうなっていらっしゃるでしょうか。

◎教育部次長(植松正) 修学旅行ですとかキャンプなどを実施する際には、事前に対象の保護者に対しまして、配慮が必要な事項の調査をしてございます。その情報を管理職、養護教諭、行事担当者等で共有をいたしまして対応しております。具体的に申し上げますと、宿泊先や昼食場所での食事内容について事前に献立や成分表などを取り寄せまして、学級担任、養護教諭がアレルギーのチェックをするとともに、保護者にもチェックをしていただいております。その後、保護者からの献立対応の要望等を考慮いたしまして、除去食、代替食が可能かを確認いたしまして対応してございます。また、そばアレルギーがある児童生徒の宿泊のときにですけれども、部屋の枕にはそば殻でないものを用意してもらうなど、可能な限り対応を依頼してございます。
 以上でございます。

◆(久保田英賢) ありがとうございます。しっかりと対応していただいているということですね。先ほどの答弁は、実態調査を行って、正確な情報を把握した上で、平成26年度の早い時期にアレルギー対応をするという答弁だったというふうに思います。東柏ケ谷小学校が自校式でもう既に先進的にやられていると思います。もちろんやっていただくことが前提なのですけれども、やっぱり東柏ケ谷小学校とは給食の数も違いますし、その配膳の方法も違ってくると思うのです。平成26年度の早いときにやろうという気持ちはすごくありがたいと思うのですが、そこに向けて、その対応に対してどんな課題があるとお考えでしょうか。

◎教育部次長(植松正) 食の創造館でアレルギー給食を実施する場合の課題でございますけれども、先ほどお答えいたしましたとおり、今後食物アレルギーの実態調査を実施する予定でございます。その際、食の創造館のアレルギー調理設備の調理能力に限界があるということ、また、全てのアレルギーには対応が困難なこと、アレルギー食につきまして、配送車への積み込み方法ですとか、学校内での受け渡し確認、配膳の体制など、調整が必要と考えてございます。
 以上でございます。
◆(久保田英賢) 進めていただくことは本当にありがたいことです。ただし、間違いがあったら、本当に困ることですので、その辺を徹底的に検証していただいて、ぜひ早い段階で実施をお願いしたいと思います。
 もう1点、実態調査をやられているときに、医師の診断とかが要ると。学校生活管理表とか診断書を必要とするというようなお話がありました。前回日吉議員も要望されていましたけれども、私もこの管理表、診断書というのは非常に大事なものだと思っていますし、ちょっと面倒くさいから出さないとか、お金がかかるから出さないというようなことでは困ると思います。これは要望にさせていただきますけれども、相模原市なんかは先進的にそういうものに関して出しやすい環境整備を整えていると聞いておりますので、海老名市においても、その管理表をもとに対応することによって、現場がやりやすい状況になると思いますので、その管理表についてもしっかり出しやすい環境整備を整えていただきたいと思います。